M&A豊田自動織機は14日、トヨタ不動産が設立した特別目的会社「トヨタアセット準備」を通じて実施される同社株式の公開買い付け(TOB)について、賛同と株主への応募推奨を決議したと発表した。TOBは15日に開始し、買い付け価格は1株1万8800円。当初提示されていた1万6300円から引き上げられた。
豊田自動織機は2025年6月時点では「賛同・応募中立」の姿勢を示していたが、買い付け価格の引き上げや市場環境の変化、独立した特別委員会の答申内容などを踏まえ、判断を変更した。取締役会では利害関係のない取締役全員が賛成し、監査役からも異論はなかったという。
今回のTOBは、トヨタ不動産を中核とする資本再編の一環で、成立後は株式併合などを通じて豊田自動織機を非公開化する方針だ。トヨタ自動車は直接の買い付け者とはならず、グループ内で一定の独立性を持つトヨタ不動産が媒介役を担う構図となる。トヨタ自動車、デンソー、アイシン、豊田通商など主要グループ企業も、保有株の売却や自己株取得を通じて取引に関与する。
豊田自動織機はフォークリフトを中核に、産業車両・物流ソリューション事業を展開する。非公開化により短期的な株価変動の影響を受けにくくなり、電動化や自動化、物流現場の高度化に向けた中長期投資を進めやすくなるとみられる。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。



















