メディカルインフラ投資会社モリソン(米国)は15日、米国で薬局向けの自動化フルフィルメント基盤「Fillex」(フィレックス)を立ち上げたと発表した。Fillexは、処方薬の調剤・出荷工程を集約した中央拠点を運営し、小売薬局、食品スーパーマーケット、EC(電子商取引)事業者、医療機関向けに貨物輸送を含む物流サービスを提供する。資金はモリソンの中堅インフラ投資ファンドを通じて拠出する。
Fillexは、処方薬のピッキング、包装、仕分けを自動化した施設から、各拠点へ定期的に出荷するモデルを採る。薬局側は、資本負担の大きい設備投資や人員確保を自前で行うことなく、集中拠点からの補充輸送に切り替えられる。輸送の標準化により、出荷頻度の最適化や積載率向上が見込まれ、薬剤物流のコスト構造改善を狙う。
米国の薬局物流は、人件費の上昇、薬価償還率の低下、人手不足という三重苦に直面している。Fillexは、調剤・出荷を一体で外部化することで、店舗内作業を削減し、配送面では中央集約によるリードタイム短縮と安定供給を図る。特に都市部と郊外を跨ぐ多頻度輸送に対応し、医薬品の欠品リスク低減を目指す。
モリソンは「オープンアクセス型」の物流基盤を掲げ、特定チェーンに限定しない点を特徴とする。複数事業者の荷量を束ねることでスケールメリットを確保し、将来的には自動化設備の増設や拠点網の拡大も視野に入れる。
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