拠点・施設タキロンシーアイ(東京都港区)は11日、兵庫県たつの市の網干工場に新設する「プレス南棟」の起工式を9日に実施したと発表した。経済産業省から「半導体の安定供給の確保に係る取組」として認定を受けたもので、半導体製造装置向け樹脂プレートの安定供給体制を強化する。

▲プレス南棟完成イメージ図(出所:タキロンシーアイ)
新棟は2027年春の完成を予定し、年間2000トンの生産能力を持つ。難燃性や制電性を持つFMプレートなど、高機能な樹脂製品の供給力を高めることで、拡大する半導体製造装置市場への対応を図る。
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