ジェイテクト、東京工場にコージェネシステム導入

環境・CSRジェイテクトは3日、東京工場（東京都羽村市）に4基目のコージェネレーションシステムを導入し、同日から稼動を開始したと発表した。

東京工場が導入したコージェネレーションシステムは、システム内部の自家発電装置から発生する排熱を空調や熱処理洗浄機に二次利用することで、総エネルギー効率61.8％を実現。これにより、工場全体のピーク電力を2010年度比で15％削減するとともに、CO2の排出削減につなげる。

同社はこれまで、岡崎工場で1基、国分工場で2基のコージェネレーションシステムを稼動させている。導入に際し、経済産業省の自家発電設備導入促進事業費補助制度と、環境省のCO2排出量大幅削減事業設備補助制度を利用している。