拠点・施設セーレンは29日、メキシコ子会社のヴィスコテック・メキシコ社が同国グアナファト州のマラビスアバソロ工業団地に自動車内装材の生産工場を建設すると発表した。
日系完成車メーカーのメキシコ増産へ対応するとともに、北米市場で差別化商品を投入し、競争力の強化を図る。
工場への投資額は第1期分として50億円。敷地面積18万8638平方メートル、工場面積2万5605平方メートルで、11月に着工する。2015年8月に先行生産を開始し、同年11月から量産に入る。第1期投資完成後の生産能力はファブリックが月産25万メートル、合皮20万メートル。17年に25億円、18年60億円の売上を目指す。