ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

臨時列車と曜日運休解除でコンテナ8440個分

JR貨物、年度末の輸送力増強、駆け込み需要に対応

2014年2月17日 (月)

ロジスティクス日本貨物鉄道は、消費税増税前の駆け込み需要や景気上昇に伴う輸送需要の増大に対応するため、年度末の輸送力を増強する。

1月末時点で、昨年4月からの累計輸送量が3.9%増(前年同期比)となっており、4月に実施される消費増税前の駆け込み需要も加わることから、「例年と比較して輸送需要が非常に大きなものとなる」ことを想定。

こうした状況に対応するため、年度末に延べ87本の貨物列車の追加運転を行い、12フィートコンテナに換算して8440個の輸送力を増強する。

増強は臨時列車の運行と曜日運休の解除によって行う。臨時列車は東京貨物ターミナル駅-博多貨物ターミナル駅間、百済貨物ターミナル駅-東京貨物ターミナル駅間、大阪貨物ターミナル駅-博多貨物ターミナル駅間で合わせて41本運行。輸送可能コンテナ数に換算して3280個分の輸送力を増やす。

また、引越荷物や年度末・消費税増税前需要を見込んで日曜日を中心に曜日運休を解除し、延べ46本の貨物列車を運転する。この措置に伴う輸送可能コンテナ数の増加分は5160個。