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JR貨物、関東・九州間の速達ルートで輸送力増強

2014年9月24日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は24日、トラックドライバー不足などで鉄道へのモーダルシフトの流れが高まり、全国から九州向けの輸送需要が高くなっているとして、関東・九州間の速達ルートで輸送能力を増強すると発表した。

輸送力の増強は、九州行きの臨時貨物列車を運行させ、臨時貨物列車と従来から運転している東京貨物ターミナル駅(東京都品川区)発吹田貨物ターミナル駅(大阪府吹田市)着の貨物列車を接続するもの。

関東・九州間で最も利用の多い貨物列車とほぼ同等時間で輸送できるようになるとともに、需要が高い時間帯(東京発深夜、福岡着夜間)の輸送能力も増強される。また、併せて関東・広島間の輸送能力の増強にもつながる。

臨時貨物列車は10月2日位から運転を開始する。吹田貨物ターミナル駅を朝6時28分に出発し、広島貨物ターミナル駅に午後12時2分着、福岡貨物ターミナル駅には午後6時33分に到着する。

今回の臨時貨物列車を利用した輸送ルートとしては、東京貨物ターミナル駅の締切時間を午後10時30分に設定し、関西地区に臨時貨物列車に接続、広島貨物ターミナル駅で翌日午後2時45分に、福岡貨物ターミナル駅で午後6時45分に引き渡す。