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「キャンター」のKD生産中心に累計20万台超

三菱ふそう、ポルトガル工場が操業開始から50年

2014年2月25日 (火)

国際三菱ふそう、ポルトガル工場が操業開始から50年三菱ふそうトラック・ヨーロッパのトラマガル工場(ポルトガル)はこのほど、操業開始から50周年を迎えた。同工場は1964年に生産を開始、80年からポルトガル市場向けの三菱ふそう製品のKD(ノックダウン)生産をスタートさせた。

現在、欧州向け小型トラック「キャンター」のKD生産のほか、ハイブリッドモデルの「キャンターエコハイブリッド」も生産しており、64年から現在までの生産台数は累計20万台以上に上る。

2月12日に開催された記念式典には、ポルトガルのペドロ・パッソス・コエーリョ首相ら政府関係者、ダイムラー・トラック部門のウォルフガング・ベルンハルト取締役など会社関係者を含めて200人が出席した。

同工場は、ポルトガルの首都リスボンから150キロ北東に位置し、敷地面積3万9900平方メートル、従業員数300人。欧州30か国とイスラエル向けにキャンターをKD生産し、95%の車両はポルトガル以外に輸出している。キャンターの部品供給は、金額ベースで50%を欧州域内の60以上のサプライヤーから受けている。