話題三菱ふそうトラック・バス(MFTBC)は10日、ポルトガル・リスボン市当局に10台の電気小型トラック「eCanter」(eキャンター)を6日に納入した。
リスボン市はeキャンターを導入することで、都市部での従来型車両に起因する騒音や排ガス汚染問題の緩和を目指す。納入車両は、リスボン市役所が選出した10の行政区で、主に行政による造園や廃棄物処理作業で使用される。
2014年から17年まで、ポルトガルとドイツで広範囲に行われたeキャンター」試験車両の実用供試では、リスボン、シントラ、ポルトの各都市にて日常の輸送業務で車両を活用した。
■使用される行政区(10か所)
アロイオス、アベニダス・ノバス、ベレン、エストレラ、ミセリ・コルディア、パルケ・ダス・ナソンイス、ペーニャ・デ・フランカ、サンタ・マリア・マイオール、サンタ・アントニオ、サン・ヴィセンテ