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【四半期決算】兵機海運3Q、外航・倉庫部門で営業損失

2011年2月7日 (月)

ロジスティクス【平成23年3月期第3四半期連結業績】
社名:兵機海運
売上高:94.8億円(13.6%増)
営業利益:1.5億円(前期は600万円の損失)
経常利益:0.6億円(前期は0.7億円の損失)
四半期純利益:0.4億円(前期は1.2億円の損失)

 

内航事業は主要取扱品目の鋼材の国内需要が、公共工事の縮小や設備投資の鈍化で弱く、上半期に比べて弱含みで推移した。リーマン・ショック後の最悪期は脱し、売上高40億2400万円(前年同期比16.6%増)、営業利益2億200万円(2.2倍増)を計上した。

 

外航事業では、東南アジア経済の回復とともに取扱量が回復しつつある一方、船腹過剰による運賃の下落が激しく、運航採算は悪化。売上高は8億9500万円(23.3%増)となったものの、営業損失1億8900万円を計上した。

 

港運事業は、輸入雑貨、食品類の底堅い取扱と管理経費の圧縮などによる効果もあり、増収増益。倉庫事業は昨年4月に神戸物流センターが稼動を開始し、旧倉庫の集約による効率化と幅広い貨物の取扱の増嵩もあって増収となったものの、新倉庫の償却負担などで営業損失4800万円を計上した。