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船主協会と海事センターが海上安全セミナー共催

森本元防衛相「海上監視能力の強化必要」

2014年3月14日 (金)

イベント森本元防衛相「海上監視能力の強化必要」日本船主協会は13日、日本海事センターと共同で海上安全セミナーを5日東京都内で開催したと発表した。海上安全に関する情報や問題意識の共有を目的としたもので、同協会加入会社や関係省庁、海事関係団体・企業など150人が参加した。

セミナーでは、森本敏元防衛相が「わが国を取り巻く国際情勢と国際安全保障」をテーマに基調講演し、その中で米国・中国などの最新動向を説明するとともに、「日本は海洋国家として海洋の資源、環境、シーレーン防衛、離島保全など総合的な管理運用を推進すべきであり、沿岸警備は法執行機関、海洋監視の能力強化を進め、シーレーン沿岸国の海上保安能力の向上を支援することが必要」と指摘した。

続いて、田中伸男元国際エネルギー機関(IEA)事務局長が「最新世界情勢とエネルギー安全保障」をテーマに、「停止中の原子力発電所の再稼働と持続可能な電力供給のため、多様な電源の確保が必要」と見解を示した。

竹田いさみ獨協大学教授は「海賊対策の現状と国際連携」をテーマに、ギニア湾での海賊問題や世界の海上危険スポット紹介した。