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アイリス、出荷帳票基盤刷新で開発力1.5倍に

2026年8月27日 (木)

サービス・商品ウイングアーク1stは27日、アイリスオーヤマが新たな受注・出荷システムの帳票基盤として「SVF」を導入し、国内11工場で運用していると発表した。ラベルや送り状、出荷指示書など500種類の帳票を対象に、1日10万枚規模の印刷処理に対応する。

アイリスオーヤマは、40年間にわたりCOBOLで稼働してきた受注・出荷システムをJavaへ移行。新システムはAWS上に構築し、帳票部分にSVFを採用した。旧環境では、帳票の印字位置をコマンドで指定する必要があるなど専門性が高く、COBOLを扱える人材の減少も重なり、新規取引先向けラベルの開発が滞る課題があった。

▲システム連携イメージ(クリックで拡大、出所:ウイングアーク1st)

新基盤ではGUIを使って帳票を設計できるようにし、システム開発担当者以外も帳票作成に参加できる体制へ移行した。帳票開発に携わる人員は従来の4倍となり、開発生産性はラベルで1.2倍、その他の帳票で1.5倍に向上したとしている。

物流現場では、出荷情報を外部倉庫へ送信する処理を自動化したほか、過去の帳票についても現場スタッフが工場や帳票種別ごとに検索し、再出力できるようにした。従来は特定端末に限られていた印刷指示も、どの端末からでも実行できるようになった。

アイリスオーヤマでは取引先ごとにEDIと専用ラベルへの対応が必要となるケースが多く、新規取引の増加に伴って帳票開発需要も拡大している。今後は、残るレガシー帳票の移行を進めるほか、国内グループ会社や海外拠点への展開も検討する。

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