ウィンドウズXP搭載PC、順調に買い替え進む

調査・データIDCジャパン（東京都千代田区）は7日、国内クライアントPC市場のウィンドウズXP搭載PC稼働台数の実績と予測を発表した。

ウィンドウズXPサポート終了の告知が浸透し、法人市場で買い替えが順調に進んだことにより、2013年12月末のXP搭載PCの法人稼働台数が、法人市場の全PC稼働台数の17.1％にあたる617万台にまで減ったことが分かった。

同社が13年10月に発表した前回の予測では、13年12月末時点で法人の全PC稼働台数の20.2％、724万台になると予測したが、マイクロソフト、ベンダー、チャネルの買い替えキャンペーンが功を奏し、前回予測より107万台早く買い替えが進み、17.1％の617万台になった。

ウィンドウズXPからの買い替えは、14年に入ってからも順調に進んでおり、同社は「ことし6月末には法人の全PC稼働台数の6.6％、241万台にまで減少する」とみている。

一方、家庭市場でも買い替えは順調に進んでおり、XP搭載PCの稼働台数は13年12月末に家庭で稼働している全PC台数の14.8％にあたる610万台となり、14年6月末には、8.7％の351万台に減少すると予測した。