国際伊藤忠商事は3日、子会社の伊藤忠プランテックがサウジアラビアのACWAホールディング、東洋紡と共同で設立した逆浸透膜エレメント工場(サウジアラビア西部ラビーグ市)で製造設備を増設した、と発表した。
合弁工場は製造設備を増設したことで、拡大が期待される中東の海水淡水化市場で、サウジアラビアだけでなく、ほかの中東・北アフリカ諸国にも海水淡水化用逆浸透膜エレメントを拡販していく。
合弁会社「Arabian Japanese Membrane Company, LLC」の出資比率はACWA49%、東洋紡36.1%、伊藤忠プランテック14.9%。