神戸製鋼所、日立製作所英国車両向けアルミ押出材受注

▲押出形材
（出所：神戸製鋼所）

荷主神戸製鋼所は27日、日立製作所のグループ会社、日立レールヨーロッパが受注した英国の都市間高速鉄道計画（IEP）向け鉄道車両鋼体用のアルミ押出形材をほぼ全量受注し、日立笠戸事業所（山口県下松市）向けに納入を開始したと発表した。

同社のアルミ押出形材は長府製造所（山口県下関市）で製造しており、さまざまな形状に対応できる。鉄道車両向けの設備は大型押出プレスと全長25メートルサイズの製造が可能な長尺熱処理炉を備えている。

今後、同社は車両メーカーと共同で安全性や静粛性を確保できる押出形材の開発・供給を進める。