ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

神戸製鋼、米アルミ押出・加工品工場の生産設備増強

2018年12月19日 (水)

▲KPEX工場外観写真

拠点・施設神戸製鋼所は19日、自動車向けアルミ押出・加工品の製造・販売を担うコベルコ・アルミニウムプロダクツ&エクストリュージョン社(米国ケンタッキー州ボーリンググリーン市)が、北米の自動車向け押出・加工品需要の拡大に対応するため、4200万ドルを投じて生産能力を増強する、と発表した。

北米では、衝突安全規制の強化などを背景に車体の軽量化や高強度化のニーズが加速。この動きの中で、衝撃吸収性の観点からアルミ材の需要拡大が見込まれることから、需要のさらなる取り込みを図るため、溶解・押出・加工工程の生産能力を増強することにした。

量産稼働は2020年前半を計画していて、完成後は溶解炉2機・押出プレス2機の体制となる。生産能力は現状の月産500トンから1000トンへ引き上げられる。