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神戸税関調べ

神戸港、14年の輸入額が過去最高を記録

2015年1月27日 (火)

調査・データ神戸税関は26日、2014年と12月単月の貿易概況(速報)を発表した。12月の神戸港の輸出入収支は2756億円の輸出超過で、輸出額が5422億円と16.5%(前年同期比)伸び、9か月連続で増加した。輸入額も2665億円(6.8%増)と4か連続で増えた。輸出入の合計額は、10年1月以降単月としては過去最高の8087億円となった。

年間の輸出入収支は2兆3453億円で、輸出額が5兆4851億円(5.1%増)、輸入額が3兆1398億円(6.5%増)、合計額は8兆6249億円(5.6%増)となり、輸入は90年以降、過去最高額を記録した。

年間を通じた輸出額を品目別にみると、科学光学機器(28.2%増)、有機化合物(10.6%増)などが増加。12月は半導体などの製造装置(2.8倍増)、非鉄金属(32.1%増)が増加した。

輸入(年間)は無機化合物(23.6%増)、輸送用機器(35.9%増)などが増え、12月は医薬品(59.6%増)、無機化合物(13.6%増)、たばこ(20.6%増)などの伸びが目立った。

■輸出入額の推移(月間ベース、単位:百万円)神戸港、14年12月の輸出入総額と年間の輸入額が過去最高