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神戸製鋼、建機事業の統合検討を開始

2015年5月18日 (月)

荷主神戸製鋼所は15日、傘下のコベルコ建機(東京都品川区)とコベルコクレーン(同)の経営統合に向けた検討を開始する、と発表した。2016年4月1日の経営統合を目指す。

神戸製鋼グループの建設機械事業(油圧ショベル、クレーン)は、99年10月のコベルコ建機の発足、02年1月のCNHグローバル社(オランダ)との提携開始を経て、04年4月にクレーン事業を分社化。その後2社体制で事業運営を行ってきた。

コベルコ建機とコベルコクレーンはグローバルに需要を取り込むため、それぞれの戦略で事業を展開しているが、両社を合算した売上高は4000億円に上り、神戸製鋼グループの2割を占める主要部門となっている。

そこで、2社の連携を高めて開発から調達、生産、品質、販売面までの経営効率化を行うため、経営統合に向けた検討を本格的に開始することにした。