佐川急便東京本社で8回目の職業体験イベント

イベントフューチャーイノベーションフォーラム（FIF、東京都品川区）は6日、佐川急便東京本社で7月29日に職業体験イベント「物流の最前線」を実施したと発表した。

8回目を迎えたこのイベントは、フューチャーイノベーションフォーラムが企画・運営しているもので、2007年にスタート。キャリア教育の場として、これまでに140人を超える子供たちを受け入れてきた。

当日は抽選で選ばれた小学5、6年生20人が佐川急便の制服を着用し、トラックの乗車体験のほか、物流施設「佐川東京ロジスティクスセンター」で荷物の自動仕分け機などを見学しながら宅配便が届くしくみを学習、荷物の配達実習を行った。

また、リーダーシップや働くことより深く考えてもらえるよう、佐川急便の栗和田榮一会長（SGホールディングス会長）との質疑応答の場を設けた。参加者からは「佐川急便が最初に運んだ荷物は何か」といった質問や「配達実習がドキドキしたけど楽しかった」「さまざまな所を通って荷物が配達されることがわかった」といった感想が寄せられた。

また、今回は過去にこのイベントに参加し、高校・大学生へと成長した6人がボランティアスタッフとして参画。互いの成長を確かめ合い、将来の進路やキャリア改めて考えられるよう、未来の物流を考えるワークショップや社員との交流会を行った。