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横浜ゴム、米生産拠点で「完全ゼロエミッション」達成

2015年11月24日 (火)

環境・CSR横浜ゴム、米生産拠点で「完全ゼロエミッション」達成横浜ゴムは24日、米国バージニア州セーラムに拠点を構えるタイヤ生産販売子会社「ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・バージニア」が9月に米国の生産拠点で初めて廃棄物の埋立て処分量をゼロにする「完全ゼロエミッション」を達成したと発表した。

生産子会社では、環境への負荷を最小限に抑えた製品の設計、開発、工場の運営に取り組んでおり、「埋立て処分となる廃棄物をなくすには工場から廃棄物を出さないしかない」との考えで廃棄物の削減を実施。

リサイクルやリユース、エネルギー回収なども積極的に進めた結果、廃棄物の埋立て比率を2015年初めに2%まで削減、9月に完全ゼロエミッションを達成した。

ヨコハマタイヤ・マニュファクチャリング・バージニアは14年に米国子会社ヨコハマタイヤ・コーポレーションのセーラム工場を分離独立させて設立した乗用車・SUV用タイヤの生産販売会社。

14年にバージニア州環境優秀プログラムの最高レベル「E4」を導入し、エネルギー使用の効率化、水資源管理、化学物質管理、従業員の環境意識向上などに取り組み、ことし3月には環境NPOバージニア・ウォーター・エンバイアラメンタル・アソシエーションが選ぶ「2015年産業廃棄物、前処理環境優秀賞」で、環境改善が顕著な企業などに与えられる「エンバイアラメンタル・ウォリア・アワード」を受賞した。