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CRE、過去20年間の不動産データ分析基盤を導入

2015年11月27日 (金)

拠点・施設物流不動産開発のシーアールイーは27日、データ仮想統合ソフト「AGRA」(アグラ)を管理会計情報分析プラットフォーム、事業分析プラットフォームに採用し、稼働を開始したと発表した。

これにより、過去20年間の不動産の賃料・面積データを、エリア別、アセットタイプ別、顧客業種別、などでシステマチックに分析できるようになった。

同社はこの分析結果を活かし、不動産の利用者に賃貸物件の戦略的な提案を早期に行う基盤を整えた。不動産の保有者に対してもCRE戦略を切り口としたコンサルティングから保有、賃貸、売却などの出口提案を早い段階で実行できる。

また、開発素地の購入の検討、不動産保有者に対する新築・建替え計画などを提案する際の検討・提案が過去のデータに基づいて戦略的に行えるほか、M&Aや事業拡大に伴い発生する組織改編でも部門別、業務別、勘定科目別の数値・指標を、一元的に過去データと比較しながら分析しやすくなった。