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視界遮らず、小型軽量化実現

東芝、メガネ型ウェアラブル端末の受注開始

2016年1月13日 (水)

サービス・商品東芝は13日、倉庫内作業などで作業手順やチェックリストをレンズ越しに表示させることでハンズフリー作業が可能になるメガネ型ウェアラブル端末「Wearvue(ウェアビュー)TG-1」を製品化し、国内で企業向けに受注を開始した。2月29日に出荷を開始する。

東芝、メガネ型ウェアラブル端末の受注開始
新製品は、重さ50グラム、サイズは167.9ミリ(幅)×162.5ミリ(奥行)×38ミリ(高さ)で、長時間の作業でもストレスなく使えるよう、軽くて快適な装着性を実現した。

人と対面する接客業務などでも違和感を持たれることなく利用できるよう、メガネとして自然なデザインを追求したという。

投映部を側面後方に配置する独自の光学方式で広い視野を確保するとともに、投映角度を調整できるPA機構(パーソナルアジャスター)を搭載することで、顔形状や眼間距離が多様な日本人成人の98%をカバーする。

新製品は、市販のWindows端末とケーブルで接続して使用する。実際の運用には端末と別に、Windowsで動作するアプリケーションの開発が必要になる。

アプリケーション開発に必要なソフトウェア開発キット(SDK)は、同社が無償提供することにしており、2月29日から製品ホームページでダウンロードできるようになる。