東芝、インド送変電･配電機器製造拠点を増強

荷主東芝は5日、インドで電力・配電用変圧器、開閉装置事業を製造する東芝電力流通システム・インドに高電圧・大容量変圧器と開閉装置の製造ラインを増設し、本格的に稼動を開始すると発表した。

これにより、電力・配電用変圧器の生産能力は1.5倍となり、開閉装置は量産体制を構築したことで、周辺国を含めた同国の電力需要拡大に対応する。

増設した電力用変圧器の製造ラインではラインアップを拡大し、キロボルト・500メガボルトアンペア級の高電圧・大容量変圧器を製造するほか、配電用変圧器で製造ラインの改善や作業効率化を図った。

変圧器全体の生産能力を高めることにより、2018年度に同国で20％のシェアを目指す。