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JR貨物、青函トンネル通貨貨物に付加料金導入

2016年3月16日 (水)

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は16日、青函トンネル区間で新幹線と貨物列車の共用走行が26日から開始されるのに伴い、総額160億円にのぼる設備投資を行うため「青函付加料金」を導入すると発表した。

同社は「先例のない共用走行の安全性を最大限確保し、北海道物流の鉄道貨物輸送への期待に応え、将来にわたって維持・発展させていく」ため、EH800形式交流電気機関車の投入、機関区改修工事、駅基地整備、地上設備駅作業など総額160億円の設備投資を実施する。

こうした投資を回収する財源として導入する青函付加料金は、割増・割引適用貨物を含め、東北、関東、東海、関西、九州の支社管内と北海道支社管内を結ぶ貨物のすべてを対象に適用。金額は12フィートコンテナ1個につき1000円、20フィートコンテナは2000円、31フィートコンテナは2500円とする。危険品などで東青森・函館貨物間の連絡運輸を利用する貨物は対象外となる。