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神戸運輸監理部、小学生に上組の冷蔵倉庫体験

2016年8月19日 (金)

イベント神戸運輸監理部1神戸運輸監理部は18日、神戸海事地域人材確保連携協議会が兵庫県内の小学4-6年生を対象に冷蔵倉庫や水先シミュレータを見学する「海事施設見学会」を1日に実施したと発表した。

上組と神戸大学院海事科学研究科の協力を得て、冷蔵倉庫や実習船「深江丸」、海事科学博物館の見学、水先シミュレータの操作体験を行った。

上組のマイナス25度の冷蔵倉庫内を体験した児童たちは、「想像以上の寒さ」ですぐに退室したが、冷蔵倉庫で商品が保管されて、スーパーやコンビニに出荷されるという流通の仕組みを理解した。

神戸運輸監理部2この後、神戸大学の深江丸を見学。船内では、ブリッジだけでなく機関室も見て回り、エンジンを動かすために必要な配管について説明を受けた。水崎シニュレータの操船体験では、現実に乗船しているようなリアルなシミュレーションに、児童たちは夢中になって舵を握っていたという。

海事科学博物館では、川崎造船所の創始者が設立した川崎商船学校から神戸大学海事科学部にいたるまでの歴史の説明を受けた。児童たちは、博物館内に展示している古い時代の船の模型や地図にも、興味を示していた。

見学会を終えた児童たちからは、「マイナス25度はとても寒かった」「船の中に機械がいっぱいあっておどろいた」との声があがった。(き)