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tenso、台湾で受取連携先のコンビニ拡大

台湾セブンで日本からの購入品受取可能に

2016年9月16日 (金)

ECtenso(東京都品川区)は16日、国内ECサイトの海外販路拡大を支援する同社の代理購入サービス「Buyee」(バイイー)で台湾セブンイレブンと12日からサービス連携を開始した、と発表した。

これにより、台湾ユーザーはBuyeeを利用することで、日本のECサイトの商品を台湾セブンイレブンで受け取ることが可能となった。14日から台湾セブンイレブンでのプロモーションが展開される。同社は「共同で取り扱い数の拡大を目指す」としている。

具体的には、台湾の顧客がBuyeeを通じて「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「ZOZOOWN」「楽天」などの商品を購入し、決済の際に「配送方法選択」でセブンイレブン店舗受取を選択して決済することで利用できる。

台湾セブンで日本からの購入品受取可能に

ECサイトはBuyeeの国内倉庫商品を送り、Buyeeが海外発送を行う。顧客がセブンイレブン店舗受取を選択した場合、到着の確認とともに関税の発生の有無もメールで確認できるようにする。

同社はこれまでも海外転送サービス「転送コム」で台湾ファミリーマートとの連携や台湾子会社の設立など、台湾を対象とした事業拡大に取り組んできたが、世界有数のコンビニ出店密度となっている台湾では、コンビニで荷物を受け取るのが一般化していることから、店舗数が最も多いセブンイレブンでも日本からの荷物を受け取れるようにするため、連携に至った。

同社は今回の取り組みを含め、「台湾への発送数を前年比200%以上」に拡大したい考え。