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川崎重工、ばら積船「ケーエヌアメジスト」引渡し

2017年1月6日 (金)

荷主川崎重工、ばら積船「ケーエヌアメジスト」引渡し川崎重工業は6日、クミアイナビゲーション社向け20万9000トン型ばら積運搬船「ケーエヌアメジスト」を引き渡したと発表した。

同船は、省燃費型の電子制御式ディーゼル主機関と推進効率の高い形状のプロペラに加え、同社が開発したコントラフィン付セミダクト・カワサキフィン付ラダーバルブを採用し、推進性能を向上させることで燃料消費量を低減させている。

船体強度の信頼性向上のための新規則(CSR)を適用し、高い安全性を確保したほか、燃料油タンクを二重船殻構造、甲板機器を電動化にすることで海洋汚染防止対策を施した。

バラストタンクの腐食防止対策として定められた新塗装基準(PSPC)を適用し、塗装の高品質化を達成。主機関・発電機用エンジンには、海洋汚染防止条約によるNOx排出規制に対応している。

■主要目
全長:300メートル
長さ(垂線間):295.5メートル
幅(型):50メートル
深さ(型):25メートル
満載喫水(型):18.4メートル
総トン数:10万7753トン
載貨重量:20万9461トン
貨物艙容積:22万7363立方メートル
主機関:CMD-MAN B&W 6G70ME-C9.2-TII ディーゼル機関1基
連続最大出力:1万5250キロワット×1分あたり66回転
航海速力:14.7ノット
乗船定員28人
船級:日本海事協会
船籍:シンガポール