ジェイテクト、CNC円筒研削盤をインドで生産

荷主ジェイテクトは27日、インドの研削盤メーカー最大手「マイクロマティック・グラインディング・テクノロジーズ」にCNC円筒研削盤の技術供与を行い、委託生産を開始、26日から販売を開始したと発表した。

同国の二輪市場は年間1800万台で、2025年までに2300万台に迫ると予測されていることから、二輪車の部品加工に欠かせない高精度の円筒研削盤を現地生産することで「盛り上がるインドの二輪市場を支えていく」（ジェイテクト）。

販売は「TOYODA」ブランドの円筒研削盤としてジェイテクトの現地法人が同国市場限定で行う。主要部品「といし台」などは日本から供給し、カバーやベッドなどほかの構成品は現地調達する。17年の目標販売台数は10台、18年以降は年間15台。