ジェイテクト、中国でP-EPSの現地生産開始

荷主ジェイテクトは22日、中国の現地法人「捷太格特轉向系統（厦門）」が同国でラックアシストタイプの電動パワーステアリングシステム「P-EPS」の生産を開始した、と発表した。

日本、欧州に続くもので、グローバルで市場を展開する自動車メーカーのニーズに対応するため、コラムアシストタイプの電動パワーステアリング（C-EPS）、油圧パワーステアリングに続き、P-EPSの生産を開始し、中国での現地生産を進めるカーメーカーに供給する。

現地法人は2005年に中国市場のステアリング生産拠点として設立、07年にC-EPSの生産を開始した。ジェイテクトは中国市場を事業拡大に欠かせない重要な成長市場と位置づけ、10年にはテクニカルセンターを立ち上げ、製品開発体制の強化を進めている。