財務・人事2月7日決算発表の企業は次の通り。
上組 | 国内物流で国際と機工の減益補う |
日新 | 物流回復基調も上期減収益カバーしきれず |
ニチレイの低温物流事業 | 国内物流の地域保管好調で増収増益 |
渋沢倉庫 | 不動産賃貸収入が減少し、物流施設賃貸でも6億… |
ケイヒン | 国内物流は倉庫業で既存施設が堅調で、大阪北摂… |
日本山村硝子の物流関連事業 | 物流関連事業は人材確保費用の増加などが大きく… |
東部ネットワーク | 主力荷主による在庫保管コストの削減で同荷主か… |
■渋沢倉庫
不動産賃貸収入が減少し、物流施設賃貸でも6億9000万円の一時収入の解消が減収要因となったものの、物流事業で日用品や飲料などの消費財の取り扱いが増え、全社では増収を確保。大型拠点の採算性向上や保管貨物の増加、物流施設賃貸の新規取引開始で営業益も26.8%の伸びとなった。
▽第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 43,888 | 1.5% | 14,745 | 4.0% | |
営業利益 | 2,668 | 26.8% | 6.1% | 971 | 29.6% |
経常利益 | 2,725 | 27.8% | 6.2% | -- | -- |
最終利益 | 1,817 | 35.7% | 4.1% | -- | -- |
■ケイヒン
国内物流は倉庫業で既存施設が堅調で、大阪北摂エリアに新設した茨木流通センターの取り扱い増加分が加わり5.3%の増収。陸上運送、流通加工も売上を伸ばしたが、国際物流は国際運送取扱業の複合一貫輸送、海運貨物、プロジェクト貨物の取り扱いが伸びず、輸出車両の海上輸送の取扱台数減少もあって26.1%減と大幅な減収を記録した。営業利益は38.7%の減益。
▽第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 31,979 | -10.8% | 10,366 | -12.6% | |
営業利益 | 764 | -38.0% | 2.4% | 190 | -42.8% |
経常利益 | 708 | -38.0% | 2.2% | -- | -- |
最終利益 | 470 | -38.7% | 1.5% | -- | -- |
■日本山村硝子の物流関連事業
物流関連事業は人材確保費用の増加などが大きく響き、7割超の減益。取引先の業務再編による営業所統合、拠点閉鎖、取扱物量の減少で売上高は72億8600万円(前年同期比6.4%減)。不採算営業所の価格改定交渉、費用削減、作業効率改善も及ばず、新規営業所の初期費用、人材確保のための労務費、営業所閉所費用の増加で72.8%の減益となった。
▽第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 7,286 | -6.3% | 2,500 | -5.0% | |
営業利益 | 50 | -72.8% | 0.7% | 15 | -75.4% |
経常利益 | -- | -- | -- | -- | -- |
最終利益 | -- | -- | -- | -- | -- |
■東部ネットワーク
主力荷主による在庫保管コストの削減で同荷主から受託する飲料輸送量が減少した一方、ほかの酒類・飲料メーカーの製品輸送を取り込み、全体の輸送数量を押し上げた。びん・容器輸送は、採算重視の輸送体制のため車両配備を見直し、輸送量が減少。セメント輸送はセメントメーカーの需要が増えた。
▽第3四半期(2017年3月期)
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 | 直近3か月(百万円) | 前年同期比 |
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売上高 | 10,891 | 13.8% | 3,783 | 11.2% | |
営業利益 | 799 | -21.1% | 7.3% | 281 | -32.8% |
経常利益 | 805 | -24.5% | 7.4% | -- | -- |
最終利益 | 532 | -26.1% | 4.9% | -- | -- |