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ニチレイ低温3Q、国内物流の地域保管好調で増収増益

2017年2月7日 (火)

ロジスティクスニチレイが7日発表した2016年4-12月期(第3四半期)決算のうち、低温物流事業は、海外部門が減収減益、国内も物流ネットワーク事業の収益が悪化したが、関東・関西を中心に地域保管事業が好調だったことで、事業全体の売上・営業利益は増収増益となった。

大都市圏で大型冷蔵倉庫を活用し、地域の保管と輸配送機能を一体化した総合物流サービスを提供して集荷拡大に注力。新設TC(通過型センター)の稼働も寄与した。

国内物流では荷役作業や輸配送のコストが上昇するなか、「適正料金の収受」が進み、増益につなげた。海外は欧州で小売店向け配送業務などの運送需要を取り込み、乳製品や畜肉など保管商材の集荷は拡大。ただユーロ安による為替換算の影響や、ポーランドの顧客構成の見直しが響き、減収減益となった。

■第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
130,4371.4%43,6480.7%
営業利益
8,8100.5%6.8%2,665-8.6%
経常利益
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最終利益
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