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川崎汽船、フィリピンでガス燃料船研修PGが認証

2024年5月8日 (水)

国際川崎汽船は8日、フィリピンの研修施設「KLMA」(K Line Maritime Academy Philippines)が、ガス燃料船船員向けの「IGF上級訓練コース」で、国際ガス燃料船安全コード(IGFcode)に準拠する訓練としてフィリピン海事産業庁の認証を受けたと発表した。この訓練はLNG燃料などの低引火点燃料を使用する船舶に乗る船員が火災や爆発の危険性を習熟するために設計されている。

新たに導入された3次元モデル搭載のLNGバンカリングシミュレータを使用した訓練は、燃料システムの管理を担当する船員に対して、より高度なスキルを提供する内容として認められた。この訓練プログラムは、低引火点燃料船の運航安全を確保するために不可欠とされている。

同社はこれまで、LNG焚き自動車専用船「CENTURY HIGHWAY GREEN」を使用して船員の習熟を進めており、LNG燃料船の就航が増える中、船員の教育と訓練を強化している。今後も高い技量を持つ船員の育成を通じて、安全かつ高品質な海上輸送を提供していくとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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