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テラドローン、ドローンによる自動鉄塔点検を拡大

2024年5月8日 (水)

サービス・商品Terra Drone(テラドローン、東京都渋谷区)は8日、九州電力送配電で、AI(人工知能) による碍子(がいし)自動検出機能搭載ドローンを用いた自動鉄塔点検システムの運用を拡大すると発表した。

▲テラドローン

九州エリア約2万5000基の鉄塔のうち、同システムを適用可能な標準的な形状の鉄塔約1万5000基に運用する。同システムでは、ドローン飛行、AIによるがいしの検知、ドローンに搭載したカメラの調整・撮影を全て自動で行うため、従来の鉄塔の点検作業と比較して点検時間を約50%短縮できる。

具体的には、鉄塔の形状に合わせて自動でドローンの飛行経路を生成し、点検時には操縦操作せず、鉄塔点検作業を全て自動で行うことが可能。劣化状況の詳細確認が必要ながいしに関してはAIが自動検出し、カメラのズームアップやがいし一個一個の追従や撮影も全て自動で行う。これにより鉄塔点検作業は、操縦者と監視者の2人体制で22万ボルト級の鉄塔では1基あたり約60分で完了する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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