オンデマンド製造のカブク、日通との提携で特許出願

話題オンデマンド製造サービスを運営するカブク（東京都新宿区）は7日、人工知能（AI）を用いた製造工場選択の最適化や3Dデータのセキュリティ技術、デジタル製造技術サポートなどに関する特許を「特許ポートフォリオ」として複数出願したと発表した。

試作品・特注品のオンデマンド製造サービス「MMS Connect」におけるAIを活用した積層造形、切削加工、板金加工、鋳造などの製造方法の最適化、三菱商事、日本通運との業務提携で強化されたグローバルデジタル製造ネットワークのAIによる精度向上に関する特許――などを追加で出願した。

同社はこれまでも「製造したい3Dモデルデータや素材・後処理などの内容をもとに、最適なデジタル製造工場や3Dプリンターを選択する自動マッチング」に関する特許を取得している。