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ロンビック、タブレットPC活用の在庫管理システム導入

2012年3月7日 (水)
ロンビックの倉庫内の様子

ロンビックの倉庫内の様子

アパレル樹脂製造や物流事業を展開するロンビック(三重県四日市市)と倉庫管理システムを手掛けるインフュージョン(横浜市港北区)は7日、倉庫で樹脂原料在庫の管理を強化するため、ロンビック向けタブレットPC活用型在庫管理システムを共同開発し、先月ロンビック四日市工場と鹿島工場に導入したと発表した。

 

共同開発したシステムは、インフュージョンの在庫管理システム「在庫スイート3」をベースに、タブレットPCを活用することで現場での作業性、入出庫の確実度を改善した。

 

ロンビックはこれまで、先入れ先出しや使用期限などにルールを設けるなど、運用面で樹脂原料の管理強化を進めてきたが、運用面での対応をシステム化することで、管理強化を図った。

 

新在庫管理システムは、ロンビックの原料購入手配基幹システムと連携し、フォークリフトに搭載した無線ウィンドウズタブレットPC端末と無線ハンディターミナル、無線ハンディプリンターを組み合わせ使用することで、フォーク上での入庫予定の把握、倉庫の空きロケーション探索、必要原料の保管ロケーション探索、原料の先入れ先出し、原料の使用期限管理、棚卸し作業の効率化――などを可能とした。

 

また、ロングレンジ対応の無線ハンディターミナルを用い、フォークリフトに乗ったままラック番号や原料のバーコードを読み取ることで、バーコード読み取り作業の改善を織り込んだ。ロンビックは、今回のシステム導入で管理品質の維持・向上を図り、顧客満足の向上につなげる考え。

 

■詳細は下記URLを参照。
http://zaikos-pro.com/jirei/jirei_rmb.htm