スズケン、神戸市の併設型複合センター稼働開始

拠点・施設スズケンは3日、神戸市西区で竣工した、併設型複合センター「西神物流センター」が5日から稼働すると発表した。

西神物流センターは、卸物流を担う西神物流センター、メーカー物流を担う「六甲物流センター」、輸配送ターミナルを同じ建物内に併設することで、業界初となる併設型複合センター。西神物流センターは建物内の3、4階部分に位置し、延床面積は1万4683平方メートル。

3つの機能を集約し連携することで高品質な物流をすばやく提供することが可能。山陽自動車道神戸西インターチェンジまで1キロとアクセスに優れ、西日本を中心とした広範なエリアで機動性の高い輸配送を実現する。

海抜176メートルで液状化の危険性の低い土地に位置していることから、自然災害のリスクが少ない立地。また災害対策としてセンター全体を連続72時間稼働できる自家発電装置を完備しているほか建物本体に免震構造を採用した。

物流センター内の入退室は、カードリーダーにて管理しており、センター内外には防犯カメラで監視するなどセキュリティ面にも配慮。撮影データも長期間保管・管理する。

■併設型複合センター概要
名称：六甲・西神物流センター概要
所在地：神戸市西区見津が丘4-11-4
敷地面積：3万4613.16平方メートル
延床面積：6万8377.07平方メートル
構造・規模：地上4階建て、RC+S造、免震構造
設備投資額：8.4億円（設備、システム含む）
カバーエリア：大阪府・兵庫県・奈良県・滋賀県・京都府・和歌山県
出荷開始日：2017年4月13日（木）