サービス・商品富士機械製造は1日、電子部品用自動倉庫を供給しているドイツのタワーファクトリー社を3月29日付で完全子会社化したと発表した。
タワーファクトリー社は2013年に創立したベンチャー企業で、2014年からドイツ国内を中心に「stower」と呼ばれる電子部品用自動倉庫を販売している。
この製品は、生産状況に応じて必要な電子部品を自動出庫し、生産停止時間を削減できるほか、電子部品実装ロボットとの連携により部品在庫数を自動管理、吸湿機能により湿度管理が必要な電子部品のライフタイムを自動管理――できる特徴を持つ。
富士機械はタワーファクトリー社を子会社化することで同製品を今後、日本国内のみならず世界各国へと展開する。