メイコー、独メーカーと合弁リース会社を設立

産業・一般メイコーは17日、ドイツの大手電子回路基板メーカー「シュバイツァーエレクトロニック社」と合弁で、電子回路基板の製造用設備のリースを手掛ける新会社を設立すると発表した。

同社はこれまで、欧州市場での電子回路基板の販路拡大のため、ドイツの電子回路基板製造会社であるシュバイツァー社と提携し、2009年に欧州で販売委託契約、10年9月22日付で将来の技術協力を視野に入れた資本提携契約を締結した。

今回の合弁会社は、欧州の自動車市場に対する販路を拡大するために、両社共同の製造ラインを構築する狙いで、必要となる製造設備をリース会社を通じて生産拠点に導入する。

メイコーがこれまで日系自動車市場を中心に構築してきた技術に、シュバイツァー社が持つ欧州自動車市場に向けた技術を融合することで、グローバルに自動車市場向け製品を供給することができる体制を整備していく。