産業・一般エレクトロニクス商社の丸文(東京都中央区)は12日、光センサーメーカーのドイツ「ファーストセンサー社」と販売代理店契約を締結し、光電子センサーの取扱いを開始したと発表した。カスタムフォトダイオードや放射線検出専用大面積フォトダイオードなど、幅広い光電子センサーを販売する。
ファーストセンサー社は、高精度フォトダイオードなどの製造販売や精密光センサーによる高精度計測ソリューションを、欧州市場を中心に20年以上にわたって提供してきた光センサーメーカーで、自社工場でウエハーから製造し、顧客の要望に対応したカスタムセンサーも提供している。
丸文では、国内のセキュリティー、セーフティー市場の検知・計測製品向けにTOF技術を用いた光センサー解析ソリューションを、環境計測市場向けには放射線検出用センサーなどを提供していく、としている。