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東北電力と関電、米国産亜瀝青炭を共同輸送

2017年6月8日 (木)

荷主東北電力と関西電力は8日、両社がスポット調達する米国産亜瀝青炭について、共同で調達・輸送することに合意し、同日、共同調達した燃料の一部を東北電力能代火力発電所(秋田県能代市)で受け入れたと発表した。両社による石炭の共同調達・輸送は今回が初めて。

今回の取り組みは、両社がそれぞれ日本海側に石炭火力発電所を保有していることを踏まえ実施するもので、共同調達・輸送により、調達手法の多様化や調達コストの低減を図るとともに、両社の発電所で燃料を分散して受け入れることにより、亜瀝青炭の貯蔵管理面での負担抑制を図る。

また14日には、関西電力舞鶴発電所(京都府舞鶴市)でも受け入れる。調達数量は東北電力4.5万トン、関西電力3万トンの計7.5トンで、8万トン級パナマックス船が輸送する。