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SBSロジコム、広報誌「ロジリンク」で図書館移転特集

2017年9月27日 (水)

ロジスティクスSBSホールディングス傘下のSBSロジコムは27日、顧客向け広報誌「LOGILINKPLUS」(ロジリンクプラス)で、大学など30年以上の実績を持つ図書館移転を特集し、同日発行したと発表した。

同社の法人移転サービスは、物流センター移転・倉庫引越、教育機関施設移転(図書館移転)、自治体庁舎施設移転、事務所・オフィス引越――の4つを強みとしている。

なかでも図書館移転は30年以上の実績と、数万から数十万冊の書籍や資料を、並び順を維持しながら現在の書庫から新しい書庫へと移し替える独自のノウハウを持っている。

歴史的な資料や劣化した書籍を傷つけず、並び順を間違えずに多くの作業者で移転するのは「緊張感の維持と根気が必要な仕事」(SBSロジコム)だという。

今回ロジリンクに取り上げた顧客は、30年にわたり移転業務を担当している慶應義塾大学で、横浜の学外書庫や東京三田キャンパスの図書館から山梨の山中資料センターへ3回に分けて54万冊の図書(書籍、資料)を移転した事例を掲載。

図書館移転は、冊数で依頼する顧客が多くいるが、同社は棚数(段数)で全体像を押さえて移転計画を立案する。作業では、図書運搬用に独自開発した専用台車により、箱詰め作業せず移動できるなど、同社のノウハウの一端を知ることができる。

また、書架の棚全ての図書を移動するのではなく「指定された書架の図書だけを抜き取り、そのままの並び順で移転先へ移動する」といった難しい依頼にも、専用台車の投入と抜き忘れチェックなどの管理体制を整え、対応した経緯も紹介。

さらに、慶應義塾大学担当者の声として、三田メディアセンターパブリックブックサービス担当課長の木下和彦氏が同社の移転品質やスタッフの評価、対応姿勢などのコメントも掲載している。