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ディスコ、桑畑工場で精密加工ツールの生産体制追加強化

2017年10月26日 (木)

拠点・施設精密加工装置メーカーのディスコは、140億円を投資し、精密加工装置・ツールの製造を行う桑畑工場(広島県呉市)を追加で拡張すると発表した。同工場では現在A棟Cゾーンを建築中だが、これに加えてDゾーンを増築する。

Dゾーンは精密加工ツールの需要拡大に対応し、生産体制を増強するもので、IoTや自動運転技術の進展を背景にセンサー個数、データセンター設置数の増加といった半導体・電子部品の活用の場が今後も拡大していく見通しとなっていることから、増大する精密加工ツール需要の取り込みを図る。

精密加工ツールの需要増加は桑畑工場A棟Cゾーンの増築で対応を進めているが、生産体制のさらなる強化が必要だと判断した。Cゾーンに続けて増築工事を行うことで、総工費の削減を見込む。C、Dゾーンが完成すると、現状の2倍の延べ床面積となる。

■桑畑工場A棟拡張計画の概要
名称:桑畑工場A棟Dゾーン
建屋構造:免震構造
延べ床面積:6万3200平方メートル(Aゾーンは6万2800平方メートル、Bゾーン6万5700平方メートル、Cゾーン6万5700平方メートル)
投資総額:140億円
着工:2019年9月
竣工:2021年5月末