福助、民間主導の災害対応組織に加盟

ロジスティクス福助は13日、国内で大規模自然災害が発生した際に災害支援を行う民間主導の緊急災害対応アライアンス「SEMA」に加盟した、と発表した。

SEMAは、企業やNPOの垣根を越えた組織として、自然災害が日本社会や被災者に与えるインパクトを最小限に食い止め早期復興を促すために設立されたアライアンスで、平時から加盟企業・団体が持つ物資・サービスなどをリストとして集約し、災害発生時にはリストをもとに各社が行う支援をパッケージ化して素早く被災地に配達する。

また公共機関と連携し、支援の漏れや無駄を減らし、被災自治体の負担を軽減することを目指す。

被災地での情報収集は特定非営利活動法人アジアパシフィックアライアンス・ジャパンなど6つのNPOが主に担当し、円滑な情報収集、被災者の確認やニーズに沿った物資の提供などが行える体制を整える。

福助は、SEMAへの加盟について「子供から大人までのソックスやインナーをはじめ、弾性ストッキングなどの提供を通した被災地支援を行うことで、創業135周年を迎えたインナー・レッグウエアメーカーとしての社会的責任を果たしていく」としている。