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CRE、圏央道坂戸IC4キロに1.4万m2の新倉庫

2018年1月4日 (木)

国内物流施設開発のシーアールイー(CRE)は、埼玉県川越市の圏央道坂戸インターチェンジ(IC)から4キロの地点に開発用地を取得し、賃貸物流施設「ロジスクエア川越II」の開発に着手した。計画段階における延べ面積は1万4400平方メートル(4356坪)で、周辺の募集賃料相場(LOGISTICS TODAY調べ)は坪3000円から3800円。7月上旬に着工し、2019年4月下旬の完成を目指す。

■1時間で到達可能とみられるエリア

■ロジスクエア川越IIの予定スペック

所在地埼玉県川越市下小坂
土地面積1万4395平方メートル(4354坪)
建築敷地1万2110平方メートル(3663坪)
駐車場などの敷地2285平方メートル(691坪)
主要用途倉庫(営業倉庫)
構造、規模構造未定、地上2階建て
延ベ面積1万4400平方メートル(4356坪)
着工2018年7月上旬
竣工2019年4月下旬

開発予定地は圏央道坂戸ICから4キロ、関越自動車道鶴ヶ島ICから7キロに位置し、主要幹線道路の国道254号線にアクセスしやすい。圏央道を経由して主要な高速道路への接続性が増したことで、関東にとどまらない広域物流の戦略拠点として活用できる。市街化調整区域内に位置しているが、開発前の建物の用途が物流施設だったことから、「建物用途を継承することにより賃貸用物流施設の開発が可能」(CRE)となっており、倉庫業法に基づく営業倉庫登録にも対応する。

▲開発中の「ロジスクエア川越」

区画は隣接する2区画で構成され、東側区画1万2110平方メートルに建物を建築し、西側区画2285平方メートルは主に駐車場スペースとして利用する計画。入居テナントの従業員のマイカー通勤を想定し、普通乗用車用駐車場を多く配して通勤利便性を高める。

建物は1フロアが2100坪の2階建てで、1階北側に24台分のトラック接車バースを設け、複数テナントによる分割使用に対応。倉庫部分は平均照度300ルクス以上、床荷重1.5トン(1平方メートル)、有効高は各階6メートル以上とする。2階の床に2か所の将来コンベア貫通用床開口を想定した構造設計を採用し、テナント入居時の各階にまたがった縦搬送マテハン設備を設置できるようにする。