ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

センコン物流、2物流施設が稼働、自動車・米穀需要拡大に対応

2010年10月4日 (月)

ロジスティクス仙台北部ロジスティクスセンターセンコン物流は4日、自動車関連企業などの進出企業への営業強化を図るため、仙台北部中核工業団地(宮城県黒川郡大和町)に仙台北部ロジスティクスセンターを新設した。倉庫は2棟建設し、鉄骨平屋建で倉庫面積は4111平方メートル。

 

1棟目は4区画(3923平方メートル)で、このうち1区画は摂氏マイナス5度から摂氏35度間の温度調節ができ、残り3区画は常温倉庫となっている。2棟目は危険品の専用倉庫(188平方メートル)。

 

敷地は1万3000平方メートルあり、今後の新たな物流ニーズに応えるため、第2期工事用地も確保している。工業団地周辺は道路網の整備で各地へのアクセスが改善されており、大和ICまで約5分、国道4号線まで10分、仙台北部道路(利府しらかし台IC-富谷JCT間)が3月に開通したことにより仙台港まで30分で、建設中の仙台港ICが完成するとさらに時間が短縮する見込み。
古川営業所第5倉庫また、宮城県大崎市古川桜ノ目工業団地内にある古川営業所には、米穀類の保管需要に対応するため、新たに第5号倉庫の増設工事を行い、9月30日に完成した。

 

第5倉庫は2区画あり、鉄骨平屋建で倉庫面積は1968平方メートル。いずれも温度管理できる低温倉庫となっており、米穀類保管に充てる。また2区画の倉庫は出入口が向かい合わせの構造で、その間にはトラック1台の乗り入れが可能な屋根つきのスペースがあり、荷積み荷卸し時に風雨を防ぐことができるため、荷捌き取扱に適している。新倉庫の完成で、古川営業所(同工業団地内)の営業倉庫の延床面積は合わせて1万1908平方メートルとなった。