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SGHがハマキョウの株式20%を取得、国内3PL統合

2013年5月17日 (金)

ロジスティクスSGホールディングス(SGH)とハマキョウレックスは17日、SGH傘下の佐川グローバルロジスティクス(SGL)をハマキョウの完全子会社とし、SGHがハマキョウの株式20%(209万株)を10月1日付で取得する資本業務提携を締結した。

資本業務提携で、SGHとハマキョウは「独立性を保持しつつ、良好な取引関係を維持すること」を目的にするとともに、SGHはハマキョウの「議決権割合20%を維持する」ことを確認した。

SGHグループとハマキョウの国内3PL事業を統合するもので、直近の業績(2013年3月期)によると、ハマキョウの事業規模は統合後、売上高1283億6700万円(ハマキョウ893億1900億円、SGL390億4800万円)、営業利益72億6300万円(ハマキョウ62億1400万円、SGL10億4900万円)となる。

売上高が1.4倍に膨らむ一方、営業利益はSGLの利益率が低いことから、ハマキョウにとっては統合後いかに収益改善を進められるかが提携成功のカギとなる。

また、SGHはSGLの全株式をハマキョウに譲渡し、代わってハマキョウの株式20%を取得するが、これはハマキョウが発行する新株1株に対してSGLの株式2.09株を割り当てたもので、SGHはハマキョウの筆頭株主に躍り出る。