ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

DNP、ベトナム工場が竣工、軟包材の供給強化

2013年6月5日 (水)

拠点・施設大日本印刷(DNP)は5日、ベトナム工場が同日竣工したと発表した。

新工場は、東南アジアのインドシナ半島、近隣諸国で事業展開するグローバル企業や日系企業、ローカル企業向けに、食品のフィルム製パウチやシャンプーの小分け袋(サシェット)、柔軟仕上剤や洗剤などのスタンドパウチ、歯磨きや化粧品などのラミネートチューブの原反などの製品を供給する。

敷地面積3万平方メートル、建築面積は1万平方メートルで、40億円を投じ、2012年7月に着工していた。

DNPベトナムは今後、DNPの現地法人としてインドネシアで1972年よりパッケージ生産を行っているDNPインドネシアと連携し、インドシナ半島、近隣諸国の風土や生活様式に合わせたパッケージの開発を進め、地域に密着したパッケージメーカーを目指す。

また、DNPの軟包材の製造ノウハウを活かし、バリア性を保持しつつフィルムの薄肉化を図るなど、パッケージの機能向上と環境負荷低減の両立を目指す。2016年度に50億円の売上を見込む。