マイクロソフト、データセンターを東西2拠点開設

拠点・施設日本マイクロソフト（東京都港区）は26日から、クラウドビジネスを強化するため、「Windows Azure」の日本データセンターを開設、東日本と西日本の2拠点に「リージョン」を設置して稼働を開始する。

これにより、マイクロソフトのデータセンターサービスは90か国に拡大する。世界規模でデータセンターを展開するコストメリットに加え、国内に2か所のリージョンを設置することにより、地理的冗長性を持たせるとともに、コンプライアンスに配慮した災害対策を国内のみで実現することが可能になる。

日本データセンターの開設に際し、同社は36社が早期利用プログラムによる評価を完了し、本格活用することを表明。さらに、120社を超えるAzureのパートナー企業が日本データセンターを利用したソリューションの提供を表明しており、当初から300を超えるソリューションが提供されることとなる。

データセンターサービスの開始に伴い、同社は顧客、パートナー支援を強化する取り組みの一環として、25日から同社クラウド製品の導入に関する無償相談窓口「クラウド・ダイレクト」を設置した。

■相談窓口「クラウド・ダイレクト」のURL
http://www.microsoft.com/ja-jp/Server-Cloud/local/support/cloud-direct/