川西市、旧焼却施設利活用へ市場性調査

2014年3月4日 (火)

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拠点・施設兵庫県川西市は3日、旧ごみ焼却施設（旧南部処理センター・旧北部処理センター）の利活用の検討するにあたり、用途や売却・貸借を視野に入れた市場性の有無を把握するため、対話型市場調査を実施すると発表した。

対象となる施設は、旧南部処理センター（敷地面積2286平方メートル）と旧北部処理センター（同2万2748平方メートル）の2か所で、建物除却後の土地のみの利用も検討対象とする。

対話型市場調査は、公募による利活用提案の募集に先立ち、潜在的な市場参加者に対して事前に広く意見や提案を求め、対話を通して市場を把握するもの。

この対話を通じ、民間事業者と市とのコミュニケーションを図ることにより、より参入しやすい公募条件を整理し、公募の意図を理解しやすくする狙い。

旧施設の利活用の実施可能性を検討する意向を持つ法人か法人のグループを対象事業者として、3月28日から4月25日にかけて募集を行い、5月中旬頃から提案の詳細などの対話を実施する。

調査実施に際し、事前申込制による現地説明会を行う。説明会参加の申込み期限は3月24日。現地説明会は3月28日に行い、対話参加の必須条件とする。

■利活用を検討している旧ごみ焼却施設の概要
（1）旧南部処理センター
所在地：川西市加茂6丁目135ほか
敷地面積：2286.05平方メートル
延床面積：2166.98平方メートル
建物構造：鉄筋コンクリート造ほか8棟
建築年月：昭和53年10月
区域区分：市街化区域
用途地域：工業地域（建ぺい率60％容積率200％）
その他：土壌汚染の有無は未確認
（2）旧北部処理センター
所在地：川西市丸山台3丁目5－2ほか
敷地面積：22748.72平方メートル
延床面積：67751平方メートル
建物構造：鉄筋コンクリート造ほか7棟
建築年月：昭和59年11月
区域区分：市街化調整区域
その他：土壌汚染の有無は未確認