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為替リスク増大で判断、代理店中心の販売体制へシフト

マンダム、インド子会社の事業を休止

2014年3月19日 (水)

メディカルマンダムは19日、インド子会社「マンダムコーポレーション・インディア」の事業を一時休止すると発表した。

インド子会社は、インドネシア子会社の貿易事業の一部として行っていたインド事業を切り離して2012年3月に設立し、化粧品事業の商品・流通・マーケティング体制構築を目指して取り組んできた。

インド市場の化粧品販売は堅調に拡大しているが、インドルピーが設立当時よりも対米ドルで20%下落し、現地生産体制も未整備となっていたことから為替リスクが増大、「事業を継続することが難しい」と判断したもの。

これにより、同社はインド子会社の事業を一時休止して事業改善を行うことを決めた。今後は、インドネシア子会社に商品開発機能、マーケティング機能を移管し、直接現地代理店を通した販売にシフトする。

また、インド事業では「為替の影響を最小限にする新たなビジネスモデルの構築」を目指すとしている。